コードの種類(3和音&4和音

コードとは?


コードってのは、要するに和音ってやつですね。

音程の違う2つ以上の音が合成されたサウンドのことです。


んで、ある特定のスケールから3度の音程差(インターヴァル)のある音(ノート)を

3個重ねたものを「3和音」(トライアド)

4個重ねたものを「4和音」(セブンスコード)

といいます。


3和音(トライアド)


3度音程のノート3個で構成されるコードです。


3音だけで構成されるもんで、そんなに種類は多くないです。



○メイジャートライアド


ルート、長3度、完全5度からなるコードです。

コードネームはルートの音だけを表記します。



○マイナートライアド


ルート、短3度、完全5度からなるコードです。

コードネームはルートの後ろに「m」もしくは「-」をつけます。

このページ内では「-」表記を使います。(打つのが楽なんですよ^^)



○ディミニッシュトライアド


ルート、短3度、減5度からなるコードです。

コードネームはルートの音に「dim」もしくは「o」をつけます。

このページ内では「o」表記を使います。



○オーギュメンテッドトライアド


ルート、長3度、増5度からなるコードです。

コードネームはルートの音に「aug」もしくは「+」をつけます。

このページ内では「+」表記を使います。



4和音(セブンスコード)


トライアドの上にもう一音重ねた4音からなるコードです


○メイジャーセブンス

ルート、長3度、完全5度、長7度からなるコードです。

表記は「Maj7」もしくは「△7」とか書きます。

長調の基本になるコードですが「C7」のようには書かないので注意です。

このページでは「△7」を使います。


○マイナーセブンス

ルート、短三度、完全5度、短7度からなるコードです。

表記は「m7」もしくは「-7」です。

このページでは「-7」を使います


○セブンス

ルート、長3度、完全5度、短7度からなるコードです。

表記はルートの後に「7」をつけます。

「△7」より7度の音が半音下がっていることに注意。


○マイナーセブンフラットファイブ

ルート、短3度、減5度、短7度からなるコードです。

表記は「m7(b5)」とか「-7(b5)」とかです。

このページでは「−7(b5)」を使います。


○ディミニッシュドセブンス

ルート、短3度、減5度、長6度(本当は減7度と考えるべきですが・・・)からなるコードです。

表記は「dim7」とか「o7」とか。

このページでは「o7」のほうを使います。


○マイナーメイジャーセブンス

ルート、短3度、完全5度、長7度からなるコードです。

表記は「-maj7」とか「-△7」とか

このページでは「-△7」のほうを使います。


○オーギュメンテッドセブンス

ルート、長3度、増5度、長7度からなるコードです。

△7(#5)(メイジャーセブンシャープファイブ)といったりもします。

表記は「aug7」とか「+7」とか

このページでは「+7」のほうを使います。


4和音(シックスコード)


トライアドの上に長6度の音を重ねたコード。

基本的にメイジャーシックスとマイナーシックスの2種類。

セブンスコードの7度の音が長6度になっているのでトライアドとセブンスの中間くらいの響きがします。


○メイジャーシックス

ルート、長3度、完全5度、長6度からなるコード。

表記は「6」をつける。「Maj6」とかやらないように注意



○マイナーシックス

ルート、短3度、完全5度、長6度からなる。

表記は「m6」とか「-6」とか

このページでは「-6」のほうを使います。




※ちなみに短6をくっつけたものはシックスコードとは言いません。






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