ようするにSus4コードのことです。
メイジャーコードの3rdの音を半音上げて4度にしたものです。
メイジャーコードでは長3度の音と完全4度の音がぶつかるため4thの音がアボイドノートになっていましたが、長3度を半音あげることで4thの音を使えるようにしたものです。(この場合は3rdの音がアボイドになります)
基本的にドミナントセブンスの変化形として使用します。
このSus4の音は3rdの音へ半音下降して解決したがる特性があるもんで、X7→TとかのX7に解決するように挿入して
X7Sus4→X7→T
みたいに解決を遅らせてためを作ったり、Sus4から直にTへもって行くことでトライトーンのいかにもドミナント!な感じを和らげたりします。
このSus4コードですがマイナーには適用しません。
だって、アボイドじゃないからイレブンスでいいじゃん?
こんな感じで→E-7(11)
んでW△7にはコードスケール(リディアンスケールでしたね)内に完全4度がないので、Sus4にする必要がありません。
T△7には4thの音があるもんでT△7Sus4とか出来そうですが、今度は4thの音とM7thの音がトライトーンになるもんで、結局アボイドになっちゃいます。
なので、Sus4コードは基本的にドミナントセブンスコードで使うことになります。